女の子の話

こんなタイトルですが、保健の授業中に女子だけ視聴覚室に集めてするお話をするわけではありません。女の子同士の友達のお話です。

 

私は小中高大と(少なくはあるけれども)友達に恵まれてきた方だと思っている。特に今でも連絡を取り合っている女友達には、本当に感謝してもしきれないほどお世話になっている。まあ中学生まではちょっと友達にシカトされたりなんかで悩んだ時期もあったけど、概ね女友達に関しては概ねうまくいってる人生だ。ありがてぇ。

 

そういうわけで私は、広く世間にイメージされているような「面倒な女同士の友人関係トラブル」に遭ったことがない。なのに、ごくたまにだけど「女同士ってちょっと面倒くさそうだよね」的なことを殿方に言われることがある。この2016年に!!!そういうとき私は「そんなことないよ笑」と答えるんだけど、イマイチ話が通じてない気がしていた。

彼らが実際そう思ってるのかは置いておいて、メディアで取り上げられる「女の友情」って大抵ヤな奴が出てきて男の取り合いなんかしてゴチャゴチャしてめんどくさいね!という構図で語られがちだと思う。けど実際そういうめんどくさいことが起こる割合ってどれくらいなんだろう。というか陰口叩いたり取り合いしたりなんて男女関係なくやる奴はやるんじゃないの!まあ確かにイヤな女は全然いるけどね!(その分ウンチみたいな男もいっぱいいると思う)そして私も嫌いなタイプの女性像はあるけどね!

 

支離滅裂になってしまったけど、こういうことをぼんやり考えたのは、柚木麻子さんの「ナイルパーチの女子会」という小説を読んだことに起因しています。

 

〜あらすじ〜

丸の内の大手商社に勤めるやり手のキャリアウーマン・志村栄利子(30歳)。実家から早朝出勤をし、日々ハードな仕事に勤しむ彼女の密やかな楽しみは、同い年の人気主婦ブログ『おひょうのダメ奥さん日記』を読むこと。決して焦らない「おひょう」独特の価値観と切り口で記される文章に、栄利子は癒されるのだ。その「おひょう」こと丸尾翔子は、スーパーの店長の夫と二人で気ままに暮らしているが、実は家族を捨て出て行った母親と、実家で傲慢なほど「自分からは何もしない」でいる父親について深い屈託を抱えていた。
偶然にも近所に住んでいた栄利子と翔子はある日カフェで出会う。同性の友達がいないという共通のコンプレックスもあって、二人は急速に親しくなってゆく。ブロガーと愛読者……そこから理想の友人関係が始まるように互いに思えたが、翔子が数日間ブログの更新をしなかったことが原因で、二人の関係は思わぬ方向へ進んでゆく……。(文藝春秋booksより)

 

全体的に女の「友情」に自分が喰われる怖いお話。主人公の2人は女友達がいないんだけど、いわゆる「女子会」的なものに嫌悪感を抱いている一方で、強く憧れてもいる。(作者の柚木さんが伝えたかったことは違うのかもしれないけど、)私はこの「憧れ」の描写にすごく惹かれた。

実際、女の友情みたいなのを悪く言う人って結局その外にいる人で。で、その嫌悪感は疎外感も含まれているんだろうなと思う。その友達同士でしか分かり合えないものが自分には分からないから怖いんだろうなと。簡単な言葉で言ってしまえば「羨ましさ」とか「自分は仲間でない寂しさ」とかになるのかな。(ここまでいくとちょっと言い過ぎだけど)

自分には分からない怖いものだから、イメージを作り上げて「世間一般の共通の敵」みたくしているのだろうな。

でも、こういうのって誰にもありますよね。私も三代目ジェーソールブラザーズについて何も知らないから怖いなーとおもっています。だから怖いとかチャラいとかいうイメージで語りがち。

だから全く責めるつもりはないんだけど、「こういうのってあるよね〜(はるな愛)」って思ったのでブログに書いてみた。別に知ろうとしなさいって啓発しているわけでもないし、イメージでモノを語るなとお説教したいわけではありません。俺に思想なんてないんや…。

一連のお話、何を今更という人が多いと思うんだけど、私はこの「ナイルパーチの女子会」を読んで少しスッキリしました。みんなに(特に女の子に)一読してほしい。本貸します。

 

まあでも今度「女同士ってめんどくね?」とか「女子だけでたくさん集まって楽しいのか」とか言われたら、「(まあお前らはこの居心地が良い中に入ってないから分かんないだろうけど)えー楽しいよー笑」と答えちゃうかもな。(答えてない)

 おわり

※画像は、私の今年の夏の目標です。

太陽の下キラキラso happy野郎になります。

f:id:maccmacc4:20160714005636j:image